富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社京都支社
その1 | 参加目的目標を明確にすること |
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その2 | 学生が主体的に実践行動できること |
その3 | 働く責任感と楽しさの実感 |
主な業務内容 | 備考(利用したツール、特徴的なことetc.) | |
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第1日目 | オリエンテーション、会社概要紹介 | POD(Print on Demand)の概要と体験 |
第2日目 | 弊社商品紹介 プロダクション、弊社商品紹介 文化推進関連 | DocuWorksの概要と体験 |
第3日目 | 【営業実践】事前準備 顧客の課題調査、提案書の作り方 | 顧客HPや会社案内 |
第4日目 | 【営業実践】顧客訪問、顧客訪問振り返り | オンライン面談、グループ討議 |
第5日目 | 【営業実践】プレゼン資料作成、プレゼン練習 | グループ討議 |
第6日目 | 【営業実践】プレゼン資料作成、プレゼン練習 | 他チームのプレゼンを聞いてお互いに評価 |
第7日目 | 【営業実践】顧客訪問、プレゼンテーション、顧客訪問振返り | オンライン面談、グループ討議 |
第8日目 | 【営業実践】お客様へのお礼状作成、若手社員との交流会 | グループ討議 |
第9日目 | 実習成果まとめ、発表資料作成、発表練習 | 個人作業、グループ討議 |
第10日目 | 【成果発表】資料手直し、発表練習、成果発表 | 一人一人全員発表、社員からコメント |
Q.インターンシップの受入れを決めるにあたって期待していたことや、実習計画を立てる上で重視したことなどをお聞かせください。
実施するにあたっての期待は学生から提案を受けるなかで私たちが気づけない新たな視点やアイデアが得られることと、関わってくれる若手社員の成長の場になることです。また実施計画を立てる上では社内、社外を含め多様な人たちと関わりを持ったり、様々な経験を通して自分自身の強み、弱みに気づいたり仕事のやりがいを感じたり今後につながることを重視しています。当初はすべて対面で計画していましたが、直前に京都にも緊急事態宣言が発令されましたので急遽すべてオンラインでの実施に変更しました。
Q.実習において「うまくいった」あるいは「うまくいかなかった」と思われることはどういうことですか?
その要因や対応等がありましたらあわせてお聞かせください。
今回すべてオンラインでの実施となりましたので学生とのコミュニケーションが課題となりました。そこで解決策として朝礼、夕礼に加えて昼礼を加えました。そうすることで進捗度合いの確認や現状で困っていることなど適宜共有しながら進められた点は良かったと思います。またオンラインでは雑談の時間が取りにくくなりますので、伝える練習を兼ねて朝礼で2分間スピーチとしてテーマは自由に話してもらいました。そのおかげで趣味や関心のあること今熱中している事などパーソナルな部分についても共有ができ共通の話題でコミュニケーションも取りやすくなったと思います。うまくいかなかった点としては、お客様へ提案する場面でお客様の課題と提案内容のギャップはどうしても発生してしまいます。ただそれに対しても背景を考えることでより相手を深く知ることにつながり良き学びになったと思います。
Q.インターンシップ受入れによって、どのようなメリット(良い効果)がありましたか?
学生が考えたお客様への提案内容で新たなビジネスチャンスにつながるアイデアに気づくことができたこと、また若手社員が学生からの様々な質問に回答することで自分自身の仕事を見つめなおすいい機会となりました。採用面でもインターンシップから入社する社員が増えてきていますし、入社後のミスマッチを防ぐ納得就職のいい機会になっていると思います。
Q.次年度からの受入を検討される企業・団体様に対し、メッセージをお願いします。
対面で計画していた内容を急遽オンラインに切り替えて実施することへの不安が多々ありましたが、学生自身が参加目的と目標をしっかり持ってインターンシップに参加し主体的に行動してくれたこことと大学コンソーシアム様のご協力、ご支援を頂きながら日を追う毎に不安が解消されていきました。毎年インターンシップに参加した初日と最終日の学生の顔が全然違っていて成長を感じられる瞬間がいつも楽しみで嬉しく思っています。少しでも未来を担う学生の一助になればと考えています。
<学生の声>
私は今回、営業業務を経験しました。姉小路界隈の地域活性化、今後のあり方について顧客との会話を通して課題を抽出し、改善へと導いていけるようチーム全員でアイディアを出し合い、最善策となるよう日々議論を重ねました。業務を遂行する中で、顧客の求めているものと自分たちの提案が合致しないという課題に直面しました。「顧客が大事にしたいものは何か」ということを最優先に考え、より多様な視点から見つめ直し修正を加えました。この経験から私は、いかに日頃から「学生」や「若者」といった限定的な視点で物事を捉えているかを痛感しました。世の中には様々な立場、年齢層、課題を抱える人々が共存しているという当たり前のことを見落としていました。営業業務にて心がけたことは、単なる自分たちの提案の押し売りではなく、顧客と誠実に向き合い、その先にある課題をしっかりと捉えることです。10日間で、他大学の学生や企業の方、社会人の方々との交流を通して、自分の強みや弱みと向き合い、自分の興味の幅を拡大することもできました。大学3回生は以前よりもはるかに自身の将来のキャリアと向き合う時間が増え、漠然とした不安がさっぱり消えることはないです。しかし、本プログラムに参加して、失敗もたくさん経験して成長していこうと前向きに捉えられるようになりました。自身の強みである「行動力」を今後も大いに発揮して、今を一生懸命にがんばります。そうすればいつか点と点が繋がって自然と目標の自分に近づくのではないかと思います。何事も恐れずにチャレンジしていきたいです。