社会福祉法人京都福祉サービス協会
その1 | 福祉業界の魅力を伝えること |
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その2 | 学生の積極性を大切に |
その3 | 働くということを考える機会にする |
主な業務内容 | 備考(利用したツール、特徴的なことetc.) | |
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第1日目 | オリエンテーション、課題選定、理事長と対談、事業概要説明 | インターンシップの課題を複数用意し、学生に選んでもらう。 |
第2日目 | 高齢者の介護について理解を深める講習、課題についての検討 | ベッド、車いす、トロミ材等使用し体験を行う。 |
第3日目 | 看護的ケアの講習、人材開発部の説明、高齢者疑似体験 | 希望(看護)に合わせた内容*もう一人は職員との対談 |
第4日目 | 施設説明、利用者とのコミュニケーション、地域包括センターの講習等 | 実際の介護現場での体験。 |
第5日目 | 訪問介護同行実習、定例会議出席、ケアマネジャー同行実習等 | 実際の介護現場での体験。 |
第6日目 | 看護師業務についての講習、介護業務見学、口腔ケア、新人職員との対話等 | 実際の介護現場での体験。 |
第7日目 | 看護師との対話、広報物の準備、課題作成等 | Zoomで希望の職員と対談 |
第8日目 | 課題作成、課題に必要なデータの確認等 | パソコンを用意し自由に使ってもらう |
第9日目 | 課題作成、職員研修参加 | パソコンを用意し自由に使ってもらう |
第10日目 | 課題作成、課題の発表、振り返り | Zoomを使用し関係者に課題の成果の発表 |
Q.インターンシップの受入れを決めるにあたって期待していたことや、実習計画を立てる上で重視したことなどをお聞かせください。
オリエンテーションで希望を聞き、可能な範囲でプログラムに盛り込みました。
実習生を受け入れることで、今の学生の考えていることを聴くことができると期待しました。実際話を伺うこともできました。
感染症対策で実習2週間前からの体調確認(個人で確認)やPCR検査の実施を行いました。
Q.実習において「うまくいった」あるいは「うまくいかなかった」と思われることはどういうことですか?
その要因や対応等がありましたらあわせてお聞かせください。
実習期間中に緊急事態宣言が発令したこともあり、最終日の課題発表を対面式からZoomに変更しました。
様々な施設の見学や職員との対談にオンライン(Zoom)を活用しました。移動に時間がかからず時間を有効的に使えたと思います。
時間があれば福祉職場についてのディスカッションができたらよかったなと思います。
Q.インターンシップ受入れによって、どのようなメリット(良い効果)がありましたか?
インターンシップを受け入れたことのない部署にもかかわってもらったことにより、受け入れることの大切さを理解してもらえたのではないかと感じています。(説明だけではわからないことが体験してわかることがある)
法人としてインターンシップを受け入れることで、意思の統一をすることができた。(企業の意識統一の機会になった)
Q.次年度からの受入を検討される企業・団体様に対し、メッセージをお願いします。
インターンシップを受け入れるには準備も必要ですが、学生さんに業界のことを知ってもらう良い機会になります。また、学生さんを受け入れることで、働いている職員が仕事の内容を人に伝えるという力がつくと思います。
外部の方が職場に入ることで、挨拶をすることや言葉遣い、環境にも目が向けられるきっかけになります。
学生さんと対話することで、新たな企業の魅力を発見する機会にもなります!
<学生の声>
コロナ禍の影響もあり、利用者とのかかわりの場は限られていましたが、大勢の職員と対話と講習をさせていただけたことを感謝しています。
実際に福祉の現場を見て、福祉のイメージが大きく変わった。知らないことばかり学べてとても興味深かった。