株式会社カシフジ

当社が考える「実習で大切な3ポイント」
その1 実際の職場を体験してもらう
その2 製品・業務の面白さを知ってもらう
その3 きめ細かな対応
2022年度実習スケジュール
  主な業務内容 備考(利用したツール、特徴的なことetc.)
第1日目 会社概要説明、安全教育、先輩社員紹介、工場見学  
第2日目 歯車設計 3次元CAD
第3日目 歯切実習、歯車測定 メカホブ盤(KS600、KR600)
第4日目 機械設計 2次元CAD
第5日目 機械設計、成果発表 2次元CAD
第6日目 製品検査 NCホブ盤(KN151)
第7日目 製品検査、歯切、歯車精度測定 NCホブ盤(KN151)
第8日目 歯車装置設計 3次元CAD
第9日目 仕上げ、組立  
第10日目 仕上げ、組立  

Q.インターンシップの受入れを決めるにあたって期待していたことや、実習計画を立てる上で重視したことなどをお聞かせください。
実習計画を立てるにあたり、参加者の方全員にきめ細かな指導ができるように配慮しました。今回は他校の方も含め8名の受入れとなりました。それほど大人数ではありませんが、各実習で指導が十分に行きわたらない可能性があります。実習内容によって2班に分けたり、アシスタントの社員をつけたりと配慮しました。

Q.実習において「うまくいった」あるいは「うまくいかなかった」と思われることはどういうことですか?
その要因や対応等がありましたらあわせてお聞かせください。

機械設計では実際の図面をもとに、実際のCADを使用に設計、歯切実習では社内のホブ盤を使用して一人一人歯車を加工していただくなど、リアルな業務を体験することで、夢中になって取り組んでいただけました。今回の実習は機械系の内容ばかりでしたが、機械以外の専攻の方向けにも電気やソフトの要素も取り入れられたらより良かったと思います。

Q.インターンシップ受入れによって、どのようなメリット(良い効果)がありましたか?
弊社のように一般ではあまり認知度のない企業にとって、会社や事業を知り、理解していただく良い機会になったと思います。指導する従業員にとっても、業務をより理解するきっかけとなったり、指導のトレーニングになったりというメリットがあると思います。

Q.次年度からの受入を検討される企業・団体様に対し、メッセージをお願いします。
インターンシップを受け入れるにあたっての調整や準備など大変な部分もありましたが、いざ実習が始まるとあっという間に時間が過ぎ、実習が終わると寂しさを感じるくらいです。学生さんの真摯に取り組む姿勢は刺激になり、活気にも繋がりますので、受入れを検討されることをおすすめします。

<学生の声>
・普段学習しない内容だったのでとても新鮮な体験だった。
・初めてCADを使ってみて, 大変だと思う反面だんだんと物ができていく喜びを知れたことが楽しかった。
・仕事をする上での深い部分まで教えていただくことができたので, とても良い経験ができた。