株式会社石田老舗

当社が考える「実習で大切な3ポイント」
その1 元気な挨拶!
その2 役に立とうと思わない!
その3 積極的に質問をする!
2023年度実習スケジュール
  主な業務内容 備考(利用したツール、特徴的なことetc.)
第1日目 朝礼参加、品質管理体験 HACCPや裏面表示等品質管理について学ぶ
第2日目 製造体験(新商品開発の補助) 新商品開発を行う。材料によってどう仕上がるか学ぶ
第3日目 製造・加工体験(商品の製造から加工までの流れを知る) 焼き菓子、水物、包装、加工全ての部署を数時間毎に学ぶ
第4日目 製造・加工体験(商品の製造から加工までの流れを知る) 焼き菓子、水物、包装、加工全ての部署を数時間毎に学ぶ
第5日目 店舗にて・製造 、接客 シュークリーム店で実際に製造、接客を学ぶ
第6日目 営業体験(OEM部) 営業と一緒に得意先訪問や商談に入り学ぶ
第7日目 営業体験(商事部) 営業と一緒に得意先訪問や商談に入り、資料作りも学ぶ
第8日目 店舗にて・製造 、接客 たいやき店で実際に製造、接客を学ぶ
第9日目 事務体験 事務の入力作業を学ぶ。社長と面談する
第10日目 企画・経理 商品企画、経理について学ぶ

Q.学生の受入れを決めるにあたって期待していたことや、実習計画を立てる上で重視したことなどをお聞かせください。
重視している事は実習生さん達には多くの部署を回ってもらうが「会社で役に立とうと思わない」と伝えている事です。通常仕事をするということは対価も頂くということなので出来るだけ貢献する必要がありますが、この就業体験は自ら対価を払い仕事(学び)に行く貴重な体験です。弊社は全ての部署を回って頂くので短時間で仕事を覚える事は無理です。ですので実習生さんにはいつも「どれだけ邪魔をしても良いから迷惑と思わず疑問に思ったことは全て質問する事」「気になるお菓子はどれだけでも味見をする事」と伝えています。そして唯一お願いしている事は「元気な挨拶」です。「おはようございます」「いってきます」「ただいま戻りました」「おつかれさまです」「お先に失礼します」等どの場面でも顔を見て挨拶する事は事前に伝え期待しています。

Q.実習において「うまくいった」あるいは「うまくいかなかった」と思われることはどういうことですか?
その要因や対応等がありましたらあわせてお聞かせください。

実習生が「良い体験ができた」「自分が思ってもいなかった仕事に興味をもてた」「どの仕事が自分に向いているか、好きなのかを知る事ができた」と事後レポートに書いてくれた時に「うまくいった」と思います。逆にうまくいかなかったと思った事は弊社側は一切ありません。弊社は実習生用のプログラムは無く、通常の仕事の中に実習生に入って頂いているので、全部署を楽しく経験して何か少しでも得ることが出来ていれば「うまくいった」と思います。

Q.学生の受入れによって、どのようなメリット(良い効果)がありましたか?
実習生が来る事で職場活性にはなっていると思います。実習生から色々な質問を受ける事で初心に返る事もあり新鮮な気持ちで自分の仕事を見直し、振り返る事ができていると思います。そして質問に答えるという事は自分の仕事を再度見直し把握しておく必要があるので良い意味での緊張感も生まれています。

Q.次年度からの受入れを検討される企業・団体様に対し、メッセージをお願いします。
インターンシップは学生さんにとって就職前のとても貴重な経験だと思います。アルバイトでは経験できないような、企業や専門職等の職業体験は学生さん達にとってとても有難い機会だと思います。また会社側にとっても社内が活性化され、若い方達の新たな視線で質問を頂く事で社員達も気づかされる事が多々あります。弊社のような中小企業の場合、即現場に行って体験していただくので、事前に特別な研修プログラムを作る必要も準備もほとんどありません。あるがままの会社に実習生を受け入れる事ができるので、検討されている企業・団体様は是非一度受け入れてみられてはと思います。受け入れたメリットがたくさんあります!

<学生の声> ※実習報告書より抜粋
・品質管理では、HACCPや食品表示法などの座学を学んだが、特に食品を扱うところではこういった知識を理解することも重要だと感じた。
・1日ごとに部署が変わるため、たくさんの部署について知ることができてよかった。
・実際の仕事をそのまま体験させてもらったので、各部署のイメージがついた。