(一社)京都府北部地域連携都市圏振興社 伊根地域本部(伊根町観光協会)

当社が考える「実習で大切な3ポイント」
その1 誠実な対応
その2 不明な点はその場で聞くこと
その3 実習を楽しむこと
2023年度実習スケジュール
  主な業務内容 備考(利用したツール、特徴的なことetc.)
第1日目 イベント対応 伊勢丹京都店でのPRイベント。着ぐるみのアテンド。
第2日目 オリエンテーション(業務内容の説明)、現場視察
第3日目 現場視察、観光案内所窓口対応
第4日目 観光案内所窓口対応
第5日目 観光案内所窓口対応、案内業務同行
第6日目 観光案内所窓口対応、現場視察
第7日目 事務局長会議の様子を見学、綾部市観光協会視察
第8日目 花火大会準備
第9日目 花火大会準備、対応 運営サイドでイベントの対応
第10日目 花火大会後片付け、まとめ

Q.学生の受入れを決めるにあたって期待していたことや、実習計画を立てる上で重視したことなどをお聞かせください。
【期待していたこと】
・観光協会という特殊な団体の業務を具体的に経験していただくことで組織の理解を広めたい。
・実務を経験していただくことで職業イメージとの乖離を把握し、今後の就職先として冷静に判断していただきたい。
【実習計画の工夫】
・観光協会の業務は多岐にわたるため可能なかぎり経験できる実習期間を希望した。
・来訪者の対応のみならず企画立案の現場(会議への同席)やイベントの運営などに携わっていただいた。

Q.実習において「うまくいった」あるいは「うまくいかなかった」と思われることはどういうことですか?
その要因や対応等がありましたらあわせてお聞かせください。

【うまくいったこと】
・実習先の当地は京都市内から遠く、実習生の受入れには滞在先の確保が必要になる中、住民の協力により確保することができた。
・実習初日は京都市内でのイベント出展だったため、イベント終了後に車両で連れて帰ることができた。
・当地は外国人観光客が多いので、語学留学を予定されている実習生にとって英会話の実践になった。
【うまくいかなったこと】
・実習生の食事のフォローが十分ではなくご不便をおかけした。
・滞在先にはWi-Fi環境がなかったので、次回はご用意したい。

Q.学生の受入れによって、どのようなメリット(良い効果)がありましたか?
当初、私達の業務を知っていただくために使命感を持って受入れを希望しましたが、実際には、実習生の誠実な姿勢とフレッシュなコミュニケーションにより、私達の方が刺激を受けました。長年、同じ職員で業務に当たっていると知らない間に気付かなくなることや慣れが生じてしまいますが、短期間でも新しい人材と一緒に勤務することで、慣れを客観的に見ることができる機会になりました。

Q.次年度からの受入れを検討される企業・団体様に対し、メッセージをお願いします。
今回初めて実習生を受入れました。実習前にはお願いするつもりの業務が対応できるのか、知らない土地で生活になじんでもらえるのかなど心配していましたが、実際に実習が始まると私達の心配は全く不要で、こちらの希望する以上の業務成果を上げてもらいましたし、当地での生活にもすぐに慣れて下さったようです。学生ということで心配してしまう親心は不要かもしれません。

<学生の声>
以前から興味があった観光業を実際に体験することができたので、とても貴重な経験になりました。大学で英語を専攻していても実際に英語を使うことがないのですが、観光協会では外国人観光客と話す機会が多くあったので、各国の英語のイントネーションの違いを感じることができ、非常に興味深かったです。また、今まで知らなかった花火大会の準備の大変さを知ることができました。