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エクスターンシップ(就業体験)コース
6月中旬から事前学習を行い、8月〜9月中旬に企業・団体において
2週間(10日間)以上の実習、その後の事前学習まで体系化されたコースです。
[事前学習]→[実習]→[事後学習]という体系化された学習プログラムを通じて、実社会への理解を深め、社会性や職業観を身につけるとともに、実習後の学生生活における課題の整理と目標を明らかにすることを目指します。事前学習・事後学習では、ビジネスクラスは業界・業種別に、パブリッククラスは行政・非営利組織別にクラスを編成し、他大学の学生と共に、業界研究やディスカッション等を行うことで、目標達成に向かいます。
講義計画
講義・実習の流れ
2024年度 コーディネーター
上田 修三 (京都光華女子大学・京都光華女子大学短期大学部)
加藤 康 (京都経済短期大学)
岸岡 洋介 (京都外国語大学)
黒宮 一太 (京都文教大学)
古谷 伸子 (大谷大学)
澤井 志保 (京都産業大学)
須賀 涼太 (京都産業大学)
関 智宏 (同志社大学)
高野 拓樹 (京都光華女子大学・京都光華女子大学短期大学部)
多田 実 (同志社大学)
戸田 香 (京都女子大学)
濱田 崇嘉 (龍谷大学)
平本 毅 (京都府立大学)
古川 秀夫 (龍谷大学)
松村 千鶴 (京都府立大学)
三保 紀裕 (京都先端科学大学)
山岸 達矢 (京都橘大学)
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●ビジネスクラス コーディネーター
濵田 崇嘉 (龍谷大学)
膨⼤な経験値を得ることができる就業体験プログラム
インターンシップなどの就業体験プログラムは、今や⼤学⽣にとって、参加するのが当たり前のものになりました。各⼤学で実施しているものや、企業が個別に実施しているものなど、就業体験プログラムといっても様々です。では、⼤学コンソーシアム京都のプログラムと、他のプログラムとの違いは何でしょうか?それは、ズバリ、「知識と経験の共有」にあります。本プログラムでは、他⼤学の学⽣とともに、実習に⾏く事前準備をして、そして実習が終わったら、実習で得た知識と経験を共有します。これによって、⼀⼈だけでは得ることのできない膨⼤な知識と経験を短期間で得ることが可能になります。これが本プログラムの醍醐味です!
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●パブリッククラス コーディネーター
黒宮 一太 (京都文教大学)
「公務員として働く⾃分の姿」をより明確なものに!
公務員になりたいと思っている⼈、「公務員になって何をするの?」と尋ねられたとき、ちゃんと答えられるでしょうか? おそらく難しいですよね。それもそのはず、わたしたちが⽇々暮らしているなかで公務員の⽅たちがどのような仕事をされているのかを知る機会はそれほど多くないからです。ぜひパブリッククラスを受講してください。実際に公務員の⽅たちが取り組んでいらっしゃる⽇々の仕事を経験させてもらうことで、⾃分が知らなかった公務員の仕事を、また、⽇々の仕事への向き合い⽅を知ることができ、いまの⾃分に⾜りないこと、もっともっと磨かなければならない素養や技能は何かも明確になります。他の学⽣たちとともに学びあい、「公務員として働く⾃分の姿」をより具体的に思い描けるようになりましょう!
実習先からのメッセージ
京都市役所 (パブリッククラス)
学生の皆さんへ
大学では学べないことを吸収してほしい
世の中にはさまざまな職業がありますが、具体的な業務内容は外から見えづらいものです。中でも仕事の種類が多岐にわたる「行政」の業務は、イメージが掴みにくいものの一つではないでしょうか。「大学のまち京都・学生のまち京都」を推進する京都市では、大学での学びの一環として、大学コンソーシアム京都が実施する「産学連携教育プログラム(旧インターンシップ・プログラム)」を重要な取組と考え、プログラムの創設当初から多数の実習生を受け入れてきました。毎年受け入れ先の部署や募集人数は変動しますが、ぜひ一人でも多くの皆さんに参加してもらって、「大学の中だけでは学べないこと」を吸収していただければと思います。
実習生同士で互いに高め合い、選択肢の幅も広がる
実習内容は受け入れ先の部署により異なりますが、「学びの充実」に繋がるよう、京都市で受け入れている実習生全員が集まる全体のプログラムとして組んでいます。
この全体のプログラムとしては、オリエンテーション、中間学習会、事後学習会を実施し、実習生同士が情報を交換、共有しながら、各々が目標を明確にし、実習で経験したことや得たことを振り返る機会としています。
例えば、令和4年度の事後学習会では、「私たちの京都市はこうでなくっちゃ!」をテーマに、「住むなら」「働くなら」「学ぶなら」こんな京都市でありたい、という思いを各部署での学びをいかしながらグループで話し合い、発表してもらいました。
本インターンシップは、直接就職に繋がるものではありません。ただ、外から見ていたイメージと実際の業務内容との認識のズレを埋めることができます。公務員試験の受験を迷っておられる方も、実体験から得た情報は今後の選択肢を考える際にきっと役に立つと思います。
多くの皆さんの御参加をお待ちしています。
産学連携教育事業企画検討委員
喜一工具株式会社
代表取締役社長 石川 武 様
学生の皆さんへ
「『とりあえず』やってみる 」で大丈夫
なんとなく自分を変えたい。何かをやってみたい。皆さんの心の内にあるその「もやもや」こそが、挑戦のきっかけになります。大学コンソーシアム京都の産学連携教育プログラムは教育型。学生さんにとっても企業にとっても「おためし」の場であり、「学び」の場であるため、就職目的のそれとは異なります。面接に臨むような堅苦しい心構えではなく、ぜひ「『とりあえず』やってみよう」というオープンな姿勢で参加してください。そして、希望していない業界や苦手そうなことなど、教育プログラムだからこそできることに思いきって取り組んでいただければと思います。
大切なのは仲間と共にやりきること
皆さんには、実習を通じて社会を実体験してもらいながら、受⼊企業・団体にとっても有益な価値を⽣み出すことで、⼈間として⼀段成⻑していただければと考えています。仕事というものは、⾃分たちが今持っている「ありもの」を使って⼯夫を凝らし完成させるものです。成果物も、出来が良いが途中で終わった……では意味がありません。時間を意識し、例え出来が良くなくても、仲間と共に必ず最後までやりきることが⼤切です。その過程で、企画⼒・⾏動⼒・協働⼒・コミュニケーション⼒・成形⼒・想いの⼒を育み、⾃⾝が今後学ばなければいけないことに気づいていただければと思います。